陽気にさそわれて

春がキタ!って感じ。もう冬コート冬ダウンはいらないはず。私も自分の中での衣替えというか、ボーダーに白いシャーツ、ジャケットで出勤。少し首が寒いので、まだ巻き物は手放せないけど。帰り道AERA立ち読み。サイバラさんの鴨ちゃんへの最後の言葉、泣かせるなあ!

薄闇シルエット

薄闇シルエット

週末かけて読了。久々にずどーんときた。ぐわーんと。自分の価値観と周りとのズレとか、迷いまくっても物事は思ったようには進まないところとか、でもなんとなく一歩進んだような終わり方とか、よく分かるよ!とも違う、でも確実に心に残る・刺さる感じ。自分とかぶるところはそんなにないのにな。やっぱりこの人の長編はすごいなあと思う一冊でした。主人公が30代の働く女性が設定って、少し前に奥田英朗の「ガール」を読んでたんだけど、読後感が全然違いました。こっちはわりとありがちな感じというか、なんかおとぎ話みたいやなあと思う。短編やしおもしろくてさくさく読めるんだけどね。にしても角田光代ってほんと出すペースが早い。また新刊(「八日目の蝉」)が出てたし。しかも長編サスペンス。少し意外。