冬へと走り出そう
少し前に行った「更紗今昔物語 ─ ジャワから世界へ@国立民族学博物館」の感想を忘れないうちに。ホント布!布!布!の世界で、更紗やアフリカンプリント好きには堪えられない展覧会でした。
アンティークのジャワ更紗も、それは丁寧で繊細で、色見も渋くてステキやったけど、アフリカのプリント布に圧倒されました。1000点以上ものめちゃめちゃ鮮やかで色とりどりのプリント布が、市場みたいにずらーって並んでたり、天井からぶら下がってたり、実際にたくさんのマネキンに着せてたりと、どこから見ようかってくらい、ワクワクする展示方法。みんぱくの展示の仕方って絶対に遊びコゴロがあって、いつも感心してしまう。
- 作者: 織本知英子
- 出版社/メーカー: 連合出版
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 単行本
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あとはアフリカの女性が、よく頭に布を巻いてるじゃないですか。あれお洒落やわーって思ってたんですけど、会場で実際に巻いてみせる映像が流れてたので、興味深く見てたら、ほんま簡単にくるくるっと巻いてきゅっとくくってるだけだった。最後に余った布をどう始末つけるのかって思ってたら、びろーんってたらすだけやし。え?こんな適当なんやって思うくらいおおざっぱさ(笑)。やっぱりアフリカって感じでおかしかったです。アフリカのプリント布がジャワ更紗の影響を受けてるのって、今回初めて知りましたが、これって有名な話?。こうやって系列に展示されてると、なるほどーってわかるけど、今まで全然結びつかなかったな。全く別世界のイメージだったわ。
そのあとは、公園内にある空中観察路から秋色に染まった広い万博公園を見渡して帰ってきました。その時は空気がぴしっとしててもう冬も近いなーって思ってたけど、この2日ほどの生暖かさは何?