青森道中②

hapi762006-09-24

不老ふ死温泉へ行くために、朝一の電車で艫作(へなし)という駅へ。近くの畑へ行くというばあちゃんが、途中まで案内してくれるということで一緒に歩く。車道を歩くのかと思ったら、線路をずんずん歩いていくおばあ。温泉は日本海に向かってばーんとひらけた場所にあって景観抜群。みゃあみゃあ鳴くウミネコや、漁の船を遠くに見ながらぬるいお湯につかる。お湯は黄土色っぽくて(塩分と鉄分を多く含むから褐色になるそう)、先客のおばちゃん(関西人)が「有馬温泉みたいやなー」とかって私たちに同意を求めるので、東北感だいなしな感じ(笑)がおかしい。

そこから十二湖まではバス。十二湖の一番奥にある青池が今日のメイン。十二湖とは広大な白神のブナの森に点在する大小三十三の湖沼群の総称で、その中でもシンボル的存在が青池だそう。こことさっきの温泉は、行ったことのある友達にさんざん写真を見せられたり、話を聞かされてたりして、あー行きたい!!ってのがあったのでようやくこれたってのがうれしかったなー。ほんと青インクを流し込んだような透明な群青色で光の加減によっては周りの木々が水面に映りこんだり、9mもある池の底までがキレイに見えたりとすんごい不思議な池だった。ずっとながめててもあきないくらい。まわりのブナ林もとても立派で、葉っぱが太陽に照らされてキラキラしてた。

その後はまた五能線弘前へ。駅前のビジネスホテルに荷物を置いて、晩ご飯どうしよってなったけどあまりおなかも減ってなかったので、graf media gm:HIROSAKIに飲みに行く。前にあるJOY POPSというレコード屋さんからはイースタンが流れてた。いいなあ!品揃えもナイスだったし。お店では切り盛りするお兄さんと話したり、秋田から来たというおねーさんと話したりと楽しい時間を過ごして、夜は更けていくのでした。