青森道中③

最終日は弘前からまたバスで白神山地へ。バス停から暗門の滝まで、写真を撮ったり木の実を拾ったりしつつ往復3時間少し。世界遺産になってから白神山地はとても有名になったけど、今回初めて行って思ったのは、他の日本の自然遺産に比べて地味というか、これといった見どころ(屋久島だったら縄文杉とか、知床だったら知床五湖羅臼岳のようなメジャーな場所)が少ないっていう印象。共通するのは3つとも行きづらくて、旅費が高いってことかな。ともかく観光案内所でもらったパンフレットでも、昨日の十二湖とこの暗門の滝周辺くらいしか取り上げられてないし。屋久島も知床も、これでもかってくらいにエコツアーが盛んなだったのに、白神ではあまり見なかったのも、関係あるのかなー?

でもブナやトチやカエデの広大な原生林はほんとうに素晴らしくて、歩いてるだけでもとても気持ち良かった。フジフイルムのこのサイトが好きでたまに眺めてるんだけど、ほんとこの通りで行けども行けども森だった。キノコもガンガン生えてて、生えてるなめこ初めて見たよ。お味噌汁に入れるとおいしそう…。あと2週間もすると紅葉が始まるらしく、こんだけ広葉樹が多いとさぞキレイだろうなー。


今回は毎日早起きでよく歩いた。青森は絶対また行きたい。土地の言葉が残ってる場所はすてきだ。津軽弁はほんと味があってよかったなあ!奈良さん+grafはもう動いていて、早速9/30から金沢21世紀美術館「Moonlight Serenade−月夜曲」。これもカニと温泉??とかって冬の金沢に行く理由ができたよ。