TOO MUCH ROMANTIC!

hapi762006-08-14

2日目だけ行った。THE FLAMING LIPSがもう最高でした。素晴らしすぎた。南港へ行く道すがら、私の今年のチケット代の半分はリップスやわーって言ってたくらい、楽しみにしてたんですが、期待をはるかに超えるライブ。その前のPHOENIXラプチャーくるりも良かったけどふっとんだ。もうダントツ。

めっちゃドーリーミーでバカみたいにポップで、みんながハッピーになれる、夢以上に夢みたいなライブだった。後ろで外国人がファンタスティック!!って言ってたけど、ほんとその通り。完璧に別世界だった。ラッキーにも前方(しかもブロックを分ける通路の柵側)で見れたのでもの凄く見やすかったし。

早めに会場に入ってセッティングを見つつ待ってたんだけど、ウェインはじめメンバー本人登場やし(バルーンもウェイン作ってるし)、観客に楽しんでるーとか話しかけたり、軽く演奏したり、ライブに使う紙ふぶきをまいてみたり、と退屈全くなし。なんてサービス満点!雰囲気良すぎ。

「Race for the prize」からのライブは、もういきなりハイライトだった。イントロから同時にめいっぱいの紙ふぶき(黄色とオレンジの組み合わせがキュート!)と、色とりどりの紙テープ(ウェインがクラッカーみたいので、客席に向かってガンガン放ってた)が舞う中、たくさんのバルーンが客席を跳ね、ステージ上では右にサンタ、左に宇宙人が踊る踊る。スゴイ歓喜と大興奮の中、お客さんもはしゃぎまくり。画像はサマソニの公式レポートより。東京のライブですが雰囲気が良く伝わってると思う。

定番の曲も良かったけど、とにかく新作の「At War with the Mystics」からの曲が良かった。個人的に一番のハイライトは「Yeah Yeah Yeah Song」。演奏前にウェインが言った、みんなで音楽で楽しく聴いてピースにしてたら戦争なんてないよというメッセージ(だいたいこんな感じと思う。自分のヒアリング力のなさが…)にお客さんも大歓声で答えたとこがすごく良かった。この歌はみんなで歌おうとかって、身振り手振りを交えてのレクチャーもあり、もちろんサビのYeah Yeah Yeah…!のとこは大合唱。あーなんて幸せな光景なんやろって思ったら、楽しくて泣けました。シリアスなメッセージを込めつつも、あれだけポップにまとめてしまうところが、リップスの凄くて素敵なところだと思う。

今回は映像がなかったのが少し残念やけど、紙吹雪/テープ、バルーンがこれでもかってくらいに舞い続ける中(単独もあんな感じだけど、リップスのライブは規模がでかくなるに比例してゴージャスになるのがイイ!演出が映えまくる)、めいっぱいの笑顔の観客に向かって、静かに微笑みながら歌うウェインの歌が響く。あたたかくて優しくてキラキラしていて、でもなんだかせつなくて。言葉にならないくらいのステキさ。だらだらと書いてしまったけど、とにかく至福の時でした。リップスのライブは、毎度同じっちゃあ同じやねんけどほんと楽しい。ステージ分ける通路で踊りまくって、はしゃぎまくってたうさんくさい外国人も良かったです(はしゃぎすぎておもっきり転んで頭打ってた。アホやー・笑)。あでも、東京ではやったらしい、ウェインがバルーンに入っての登場が大阪ではなかったのがちょっと残念なところ。

アンコールが終わって、客電がついて床を見たら、一面色とりどりの紙テープ。それを見てまたみんなで笑う。あかん…最後まで楽しい…。で気づいたら、なんか頭がきゅうきゅう痛かった。歌って跳ねて、ずーっと笑って少し泣いたしなあ(子供みたいな理由やわ)。ダフトパンクも終わってなかったけど、もう少し夢見心地の気分でいたかったので、そのまま帰りました。終演後、ウェインが膨らませすぎて、ステージでバチンと割れたバルーンの中に入ってた小さな風船をもらったので、持って帰りました。当分これをみて、ライブを思い出しつつニヤニヤして過ごします。