筋肉注射とSPECIAL OTHERS

朝からあきらかに体調不良で、ふらふら会社へ行くも、おえー気持ち悪いーしんどいーと、さらに悪化する一方だったので、昼前に会社抜けて、病院で筋肉注射打ってもらいました(前に一度これに救われたことがあったので)。上司さんからは「帰ったら?」とうれしいお言葉も頂き、普段の私やったら即帰りコースだったんですが、今日のライブは何とか見たい…という諦めの悪さを全面に出してきました(もちろん今日ライブなんですよーなんて言わなかったけど)。どんだけ必死やねんと思ったけど、見たいものは見たいねんもんなー。

で、これがえらい効き目で、ほんとウソみたいに体調も持ち直して(もちろん会社の人が気ぃ使って助けてくれたのもある。ありがたいことです)、夕方にはあ、行けるかも?!SPECIAL OTHERSだけでも見て帰ろう!と思えるほど復活して、クワトロへ。もうねー行けて良かった!SPECIAL OTHERSは今大好きな人たちだから、楽しくないはずがないねんけど、ほんとステキすぎた(randomから始まって、最初オルガンの音がちゃんと出てなかったのだけ残念)。こんなに心地よくっていいんかなー?って思うくらいに、最高でした。

Sunshine、Ngoro Ngoro、Uncle John、Mellotronなど、いつもの曲も良かったけど、新曲のIDOLがやっと生で聴けた、のがうれしかった。SPECIAL OTHERSのポップ魂炸裂というか、この人たちの音楽はもう音が鳴ってるだけで、ウキウキするんですね。一つ一つの楽器の音がまざりあって、音がどんどん拡がって会場を包んでって、演ってる方もお客さんもみんなで盛り上がっていくあの感じ。そして、あの甘ずっぺい感じと(もちろんほめ言葉やけど、あのカタカナ英語の歌に、キュンキュンくるのは私だけ?)、ありえへんくらいポップでキラキラしたところが、すっごいよくでてた。また四つ打ちのリズムが、昨日も書いたけど心躍る感じで、これほんといい曲と思う(野外で聴いたらめっちゃ気持ちいいやろなーと昨日の日記に戻っていく…今年もフジ出たらいいのに)。もともとワンフレーズで心をぐっと掴むパワーを持ってるけど(聞き流せないというか、耳に残るメロディ)、それをもっと強く感じるというか。詳しくないけどジャム系の音楽って、あまりにピースフル過ぎると、間違えたら、「ただの気持ちいい音楽」になってしまうけど、私にとってSPECIAL OTHERSはそういった面(オーガニックだとかに形容されるような部分)より、ポップ寄りに感じる部分が強いので、IDOLもメジャーで出ることやし、普通にたくさんの人に届くといいなあと、ほんと思うよ。来月のワンマンが早くも待ち遠しいです。

SOIL&“PIMP”SESSIONSは、一応体調不良やし帰ろうかなーと一瞬思ったけど、やっぱり全部見てしまった。いつ見ても格好いいですね。ホーンの二人もさることながら、丈青さんのピアノほんとステキで、くわえタバコで弾いてはる姿にくらくらしました。ただ、ずーっとアッパーな曲っていうのが少し苦手だったりもするので、私には昨日くらいのボリュームが丁度って気もします(ワガママ)。

また話が戻りますが、筋肉注射ってすごい効き目ですね。どんだけ強い薬なんかと、ちょっと怖い気もしますが、朝あれだけ苦しんでたのに、夜はライブ見て大満足で帰ってこれるほどに元気になったので、よかったわー。また、あきれるほどに必死な自分がちょっとかわいかったです(アホです)。