ROOTS 66

昨日は「ROOTS 66 DON'T TRUST OVER 40@大阪城ホール」に行ってきました。出演順に感想をつらつらと。

阿部義晴(阿部B)を見るのはユニコーンライブ以来。なんと「人生は上々だ」が聴けたさ!しかも「忍者ロック」をはさんで!はい。気分は中学生に逆戻りです。まあ懐メロなんすけど、ユニコーン大好き世代(だった)私たちはぎゃーぎゃー盛り上がりましたよ。民生のかかりはやっく(スパゴー)でした。

田島貴男オリジナル・ラヴ)×スガシカオ。ギター2本だけで「黄金の月」。貴男さんの声、つやっぽくてファンキーでステキや〜。「恋の片道切符」もかっちょよすぎて、きゅんきゅんした。どっちも人の歌やけど、田島貴男が歌ったら、田島ワールドになる。これってすごいと思う。

で、中川敬奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)。今日のわたしのメインです。選曲は「平和に生きる権利」と「松葉杖の男」。初見の人が多いであろうこの会場で、いきなり「平和に生きる権利」て!変拍子の曲って!その姿勢はパンク(笑)やけど、もっとお客さんの心をぐっともってく曲いっぱいあんのに、もったいな〜って正直思いました。「ロロサエ・モナムール」名盤やねんし、そこから2曲でよかったのにね。

最後はトータス。弾き語りで「サムライソウル」を熱唱。やっぱりかっこいいな〜。ちょっと上をむいて、がっっと歌う姿、いまもむかしも大好き!!

場内がいちばんわいたのは、スガシカオとトータスでした。楽しかったけど、正直ちょっと散漫な感じもしたかも。出演者が勢揃いして、サザンの「勝手にシンドバット」(選曲微妙…)で大盛り上がりとか、ちょっとついてけへんかったにゃあ。客電がついてThe Whoの「My Generation」がかかった時、こういうのもカバーしてほしかったと、ちょこっと思ったりも。でもみんなステキな39.40歳で、まだまだ全然現役やし、音楽を楽しんでいる姿勢は、普通にかっこいいです。


リリー・フランキーさんがトップランナーに。「親孝行とは?」って質問に「あとあと、あれをやっておけばとか、後悔は誰でもするであろうけど、その後悔を減らせるような、自分でできること(会った時はたくさん話すとか、簡単にできること)はやっておいた方がいい」という言葉(ちょっとうろ覚え)が印象的でした。ほんとまっとうな考え方やけど、なかなかできていないことなので。