AOHARU YOUTH

今さらながらハチクロ最終巻。甘ずっぺくて(なんかこそばくて)、でもほんわかするええ終わり方でした。とりあえずヒマな時にまた一気読みしたい。本編ももちろん、ドラえもんの秘密道具を題材にした短編の話、すごい好き。昔CUEで読んだときもうるっときたけど、もっかい読んでもうるっときた。暗記パンであんな話が描けるのはすごいと思う。きりきりと切なくて、でもほっこりする話。

昨日はプライマル・スクリームを投げうち、アサイラム・ストリート・スパンカーズ@クワトロ。前座のハッチェル特急楽団は遅れて行ったので、最後2曲くらいしか聴けなくて残念やったけど(ハッチはあの路線でやってくのかしら?)、スパンカーズでばっちり楽しめました。やーめっちゃ楽しかった。カントリーやロカビリーやブルースをごっちゃにして、センスとユーモアでほど良くまとめた愉快な音楽。ハーモニーも素晴らしく音はやわらかく、他ラップやパンクまで挟み込んだり、音楽劇のような曲があったりと、歌も演奏もフリースタイルな感じが最高だった。MCもおかしかったし。特にフィドルマンドリン担当のモヒカンの兄ちゃんが、演奏ももちろん芸達者で良かったです。お客さんの年齢層もわりと幅広くて(まあ多くはなかったんですけど)、いい感じの一体感があったのも良かったなー。

もともとカントリーとかって全然興味もなかったのに(おっちゃんの音楽と思い込んでた)、フジロックとか行くと全然楽しめるし、むしろ下手なバンドより踊れるってことを知って今に至るわけで、世の中ホント素敵な音楽にあふれてるわーと思います。