今週はよく働いた

在本彌生×後藤繁雄トークイベント「TRANS-IT 旅の官能」にgrafへ行ってきました。話す2人の後ろで、在本さんの写真がスライドで映される中、1時間半ほどのイベントでした。大満足!

今回出た写真集の帯文を菊地成孔さんが書いていたので、なに繋がり?って思ったら、最初の大きな仕事が、エスクァイア南米特集で菊池さんを撮ったのが、世に出るきっかけみたいのだったそう。なーるほど!(南米のエリザベス・テイラーのジャケットも在本さんだったのね)。私はニュートラルの写真がきっかけで知ったのですが。

在本さんの写真は、菊池さん曰く「野蛮でエレガント」だそうで、これは言い得て妙だと思った。なんか生々しいけど、少し繊細な感じもあって、でもカワイイって雰囲気ではなく、もう少し大人の人が撮る写真って思ったから(うまくまとまらんが)。

本人はめっちゃ細くてちっちゃくて、すてきな女の人だったけど、話を始めるとけっこう豪快というか男前な人で(イタリア→東京のフライトを終えて、その日の夜に南米に飛んだとか、アフリカで普通やったら、車とガイドを雇うとこを、バイクとガイドにしたとか)、とてもフリースタイルに物事を楽しんでいて、そんな話がとても印象的でした。今まではスチュワーデスをしつつ、カメラマンをする人っていう紹介だったけど、先月スチュワーデスの仕事は辞めたそうで、これからは写真一本でいくそうです。旅する写真家さんってイメージやったけど、ファッションの写真なんかも撮りたいって言ってはったし、そんなのも楽しみです。